北京・大連研修旅行その6
2018.12.03

こんにちは

いよいよ今回の研修旅行の主目的の一つ、YKKAP大連社の工場見学です!
大連市内から車で40分ほど離れた日系企業が多く軒を連ねる工業団地の一角に
工場を構えていらっしゃいます。因みにお隣の工場は某LIX〇Lの工場が(笑)
ライバルメーカー同士の工場が隣接しているところは世界広しと言えどもこの大連のみらしいです

今回、外部の一部分は撮影許可が出ましたのでパチリ

工場に到着するとやっぱり愛ちゃんのポスターがお出迎えです

屋外には暴露試験中の形材サンプルが並べられていました
中国では樹脂サッシが主流なので木調の色系統が多い様です
他社メーカーのサンプルも並べられていましたが
一目見てはっきりと色あせていて劣化していました
(ブルーのテプラを貼りつけている形材が他社製)
やはり品質ではYKKAPはダントツですね!

もちろん工場内は撮影禁止なので画像はありませんが
樹脂形材の押出工程を見学できました
アルミの押出工程の様にとてつもない設備は不要なのですが
素材が柔らかいので配合や、押出後の成型がとても重要との事で
さまざまな工夫を凝らして押出型材の品質維持をされていました

中国では樹脂サッシが主流なのですが、あまりにも粗悪なサッシが
市場に流通していた為(今はかなり改善されているそうですが)
樹脂サッシ=安価なサッシというイメージがあるそうで、今は樹脂サッシ
よりも樹脂+アルミの複合サッシが脚光を浴びつつあるとの事です
日本とはまた違ったトレンドの背景には上記の様なお国の品質事情があるようです
約1時間強の工場見学でしたが非常に勉強になりました

この後、大連市内に一泊し、翌日は203高地などの観光名所を見学した後
帰国の途につきました

今回の研修旅行は本当に得るものが大きい旅行となりました
企画・主催して頂いたYKKAPさんには感謝です!

 

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