こんにちは
今回はBAUCHINAのご報告の続きです
YKKAPさんのブースの後に中国メーカーさんのブースを見学しました
SCHUCOというドイツと中国の合弁企業のブースです
平行に開閉する窓が展示されていました
トップライトを横に寝かせたような開閉動作をします
KINBONという中国のローカルメーカー
最近は中国のメーカーさんの技術も非常に高くなってきているとの事です
とあるブースでは四周ガラス押えの無い突き出し窓が展示していました
日本では大凡考えられないようなサッシですね(ガラス脱落の危険性がある為)
変わった形状のトップライトのメーカーさん。ひし形の窓がすごくインパクトありました
レバーハンドルの部品メーカーさんは製品よりモデルさんの方が目立っていました(笑)
展示会には機械設備のメーカーさんも多数出展していました
左は形材の自動切断機、右側は樹脂サッシの自動組立機(枠及び障子の溶着を
行なう機械)です
自動ビス打ち機のデモもしていましたが、正直このクオリティでは
日本では受け入れられないなぁ…と思いました(中国ではOKなのでしょう)
左側は内開窓の外部についている開き網戸の拡大写真です
中国の網戸はスチールのパンチング金網の様な物で出来ています
なかなかコスト高ですが、破れることもないでしょうし良いなぁと
思いました(網目が少し大きいので小さい虫なら侵入できそうですが…)
右側はサッシを固定しているビスの拡大画像。スチール製の皿ビスを
打込んでいるだけ。日本であればステン半丸ビスを皿取りした所に
ビス打ちしないと文句言われちゃうだろうな…
来年は上海で展示会が開催されるようです
総じて、すごい数のメーカーさん、すごい来場者数に
圧倒されました。がやはり、クオリティという面ではまだ
国内メーカーに一日の長があるのではないかと思う反面
いわゆる日本のガラパゴス仕様(無駄にクオリティが高すぎる、仕様が多岐にわたる)
が巨大なマーケットに立ち向かうには大きな障壁になっているのではないか
と感じました。