こんにちは
散歩から帰ってきていよいよエキスカーションの始まりです
まずは仙台と言えば松島!ということでバスに乗って松島へ
松島は大小さまざまな小さな島が点在しているとのことです
その数260個余り…すごいですね
遊覧船に乗って40分かけて島めぐりです
当日は昨日の大雨をもたらした、太平洋のあちら側にいた台風の
影響で沖合に出てゆくにつれて船が揺れに揺れました
操舵していた船長さんも「こんなに荒れた松島は初めて」と
おっしゃっていました
松島で遊覧船に大いに揺られた後は震災遺構である仙台市荒浜小学校へ
2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災において、児童や教職員、地域住民ら320人が避難し、2階まで津波が押し寄せた荒浜小学校。
被災した校舎のありのままの姿と被災直後の写真展示等により、来館者に津波の威力や脅威を実感していただき、防災・減災の意識を高める場とすることを目的に、本校舎を震災遺構として公開しました。(ホームページより抜粋)
津波というものがいかに恐ろしいものか、また、津波そのものよりも
それによりあらゆるものを押し流して巻き込んで行き危害を与える
そのすさまじさが実感できる施設です
当日は役所の方がお見えになって我々に事細かく説明して下さいました
2Fのベランダの柵を超えて押し寄せてきた津波と
その津波に運ばれてくる瓦礫はいとも簡単に鋼製建具をねじ曲げ
突き破り襲ってきたとの事です
当時の証言者のビデオの中でも
「ただただ、想像できない世界が広がっており、何も言葉を発することが出来なかった」
と語られており、まさに「絶句」の絵図が広がっていたのだという事を感じさせられました
最後に役所の方が「ここは全員生き残った施設(遺構)ですが、多くの人が亡くなった
事実や施設にもしっかりと目を向けて欲しい」という一言が
心の奥に深く突き刺ささりました
その後は仙台名物牛タンランチを食してエキスカーションは終了しました
今回のイベントは新たな人との交流あり、観光あり、震災遺構での見学ありと
非常に心に残る研究会となりました