定例講演会2019
2019.11.15

こんにちは

先日、毎年欠かさず聴講しているりそな総研の
「2020年の関西経済」の講演会に行ってきました!

講師は毎度おなじみりそな総研主席研究員の荒木先生です
この方の講演は見やすい資料と分かりやすい話し方で非常に評判が良い
(と、私の中で思っています…)

先生によると、景気は停滞感、後退局面入りの懸念がなされていおり
その要因としては
①米中貿易摩擦の深刻化
②日韓関係の悪化
③米国利下げ
④個人消費を取り巻く環境の悪化

と4つの変化点を指摘されております
特に米中貿易摩擦の影響は甚大で、諸企業の脱中国
(タイ、ベトナム、フィリピンへの工場移転)が加速し
生産が一気に減少し、それにより消費、設備投資の減少に
波及しているとの事です

関西経済も2020年は成長見通し0.3%と低成長、ややもすれば
景気後退の可能性も指摘されているとか

しかしながら先の見通しとしてはIR,万博開催に伴い
人口流入が増加し、新たに拠点を構える企業が増加してくるとの事で
特にIR絡みでベイエリアへの投資が加速するとの事です
この経済効果は中長期的には神戸港、神戸空港にも波及するであろうとの事で
関西圏は来年こそ低成長だがその先は非常に明るい光が差し込んでいる
との事でした

また、新たな技術・サービスとして5Gサービスの開始により
機械、ロボットや建機の遠隔操作が現実のものとなり
人や荷物を運ぶ新たな仕組みとして空飛ぶ車の開発が加速してきており
遅くとも2025年には世界で商用化されるとの見通しを
おっしゃられていました

映画で見ていた世界が現実のものとなる日もそう遠くないようです

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