こんにちは
先日、某総研主催の定例講演会に行ってきました
講演内容は「映像メディアと都市間競争」
という、建築業界な私からすれば「?」的なお題目です
講師は元読売テレビのアナウンサー 脇浜 紀子先生です
読売テレビを早期退職後、現在は京都産業大学で教授を勤められています
さすがは元アナウンサー、非常に聞き取りやすいお話し方で講義を進めていかれます
内容は、プラットフォーム(映像の媒体:TVやケーブルTV,NETFRIX,
YOUTUBE等のこと)が多様化されたことによりTVという媒体の視聴時間が30年前に比べて
(特に若年層で)半分になったとのこと
NETFRIXの大躍進の秘密は膨大な顧客データをベースとする分析にあるということや
アナログ放送からデジタル放送になった時に無くなったものは何か?
(A:時報だそうです。デジタル放送は時差が発生するのでジャストの時刻表示が出来ないそうです。現在の時刻表示は時刻の切替がパッと切り替わるのではなくゆっくり切り替わるのは
その為だそうです)
等、とても興味をそそられるお話をして頂きました
先生自身が阪神大震災の時に経験した報道の一極集中(災害現場で報道したくても全て
東京の本局の許可が下りない限り報道することが出来ず、助けを求める人たちの声を届けることが
出来なかったこと)の教訓を踏まえ、YOUTUBEやツイッター等を
活用することを学生に教えていますというお話で締めくくられました
映像メディアの存在意義を考えさせられる良い講義でした